メニュー
2017年1月21日

インプラントの周りの歯茎が腫れたら

af9920077942m
インプラントは人工の歯根と人工の歯冠によって構成されていますので、一度装着すればもう一生歯の病気にはかからないように思えますよね。でも実際は違います。天然の歯と同じように、毎日に丁寧にケアしなければインプラントでも病気にかかることがあるのです。ここではインプラント特有の「インプラント周囲炎」について詳しく解説します。


1.インプラント周囲炎とは

 

このコラムをお読みの方はインプラント治療がどういうものか大まかにはご存知と思います。

チタン製の「根」に相当する部分とセラミック製の「歯(歯冠)」に相当する部分でできています。

このインプラントは「むし歯にはなりません」。しかし、歯周病と同じようにインプラントまわりの歯茎に炎症が起こります。この状態が「インプラント周囲炎」です。

 

歯ブラシだけでは取り切れないプラークが残ることでインプラントまわりの歯茎に炎症が起こったり、他の歯が歯周病になったりしていると、炎症が波及してインプラント周囲炎を起こすことがあります。

では、もし、インプラント周囲炎になってしまったらどうするか?

 

2.インプラント周囲炎の治療法

 

1 抗生剤を内服して炎症を除去する

 

急性期(炎症が強い時期)や初期の炎症症状であれば、消炎を目的に抗生剤を服用することで炎症が軽減します。痛みや炎症が落ち着いたところでブラッシングを丁寧に行うことで改善してきます。

 

2 インプラントに付着している歯石除去を行う

 

炎症の原因となっているインプラントに付着している歯石除去を行います。この場合、非外科的な方法と外科的方法の2種類に分かれます。非外科的というのは、通常の歯石除去と同じように専用の器具を用いて清掃を行います。いわゆるスケーリング、SRPと言われるものと同じです。

 

外科的方法は、歯周外科と同じようにインプラント周りの歯茎を開いて歯石除去を行います。この方法は非外科的方法よりもしっかりと歯石を除去することができます。

 

3 ブラッシングを改善する

 

ここが重要です。今までと同じようにブラッシングをしているのでは、またインプラント周囲炎を起こしてしまう可能性があります。ブラッシングを改善し、再び周囲炎を起こさないように今までよりもしっかりと清掃する方法を覚えることが必要です。

 

インプラント周囲炎となったら大事なインプラントを守るためにいろいろな治療受けてもらう必要が出てきます。インプラント周囲炎にならないことが肝心ですが、なってしまった場合は早めの治療が必要です。もしインプラント周りの歯茎が腫れているなら、ほったらかしにせず早く歯科医院を受診することをお勧めします。

 

3.まとめ

 

このように、人工物であるインプラントでも、ブラッシングなどの口腔ケアを怠ると歯茎に炎症を引き起こしてしまいます。せっかく苦労して埋入したインプラントですから、できるだけ長く使い続けていきたいですよね。そのためには毎日の適切なオーラルケアが不可欠となってきます。

池田歯科大濠クリニック
福岡歯周病治療専門ナビ
〒810-0062
福岡市中央区荒戸2-1-5
大濠公園ビル2F
Tel : 0120-390-666