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2016年10月2日

歯周外科について

歯の動揺度2
歯周病に対しては、まず歯周基本治療が行われます。歯の表面に付着した歯石などを綺麗に落として、歯茎の炎症を取り除いていきます。それとは別に、歯周外科処置というものがあるのをご存知でしょうか。「外科」と聞くと少し怖いイメージが想起される方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで今回は、歯周外科とは一体どんな治療なのか、その適応症や処置法、それから使用する材料などについて詳しく解説したいと思います。


1. 歯周外科が必要な歯周病とは

 

軽度歯周病や中等度の歯周病の場合は、初期治療で歯茎が治るので歯周外科の必要はありません。

しかし、重度歯周病の場合は、最終的な治療として歯周外科が必要になります。

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また、歯周外科は、初期治療と患者様の毎日のブラッシングが良好であることが、治療後の歯茎の治り具合に影響してきます。

 

2.歯周外科とは何をするのか?

 

軽度・中等度歯周病の場合は、初期治療のスケーリング・ルートプレーニングを行うことで炎症や出血していた歯茎が改善します。

しかし、重度歯周病の場合は、初期治療だけでは歯周ポケットが改善しません。

そこで、歯周ポケットの改善がみられなかった部分に麻酔を行い、歯茎を開いて歯周ポケットが深くて取れなかった歯石や出血しやすい悪い歯茎(不良肉芽)をとります。

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歯石や悪い歯茎をきれいに取った後は糸で縫います。

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この糸は1週間後に抜きとります。

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初期治療では、歯周ポケット内の歯に付着している歯石を見えない状態で取っていたのを、歯周外科では、歯茎を開くことで直接、見ることで歯周ポケットが深くて取れなかった歯石を取ることが出来るのです。

ただし、歯周外科をしても毎日のブラッシングが良好でないと歯周病は再発します。

 

3. 歯周外科をより効果的にするエムドゲイン

 

歯周外科によって歯周病の原因となるものはなくなりました。しかし、歯周病菌によって溶けてしまった骨は、歯周外科では治せません。そこで有用なのがエムドゲインを用いた歯周組織再生治療です。

 

歯周病菌によって溶けてしまった骨は、エムドゲインという材料で再生させることが可能です。

 

ちなみに、一般的な歯周外科治療は保険が適用されますが、エムドゲインを用いた歯周組織再生療法は保険適用外となっています。そんな歯周組織再生療法については、別のページで詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

 

4. まとめ

 

このように歯周外科では、文字通りメスを使った外科処置を伴います。

 

お口の中を歯茎を開くことに抵抗がある方も多いかもしれませんが、この処置を施すことによって、歯周病を悪化させている原因をきれいに取り除くことができます。

歯石というのは、歯ブラシで除去することはできません。

 

歯周ポケットの奥深くに堆積した歯石は尚更です。ですので、歯周病が重症化したケースでは、歯周外科処置を受けることが強くお勧めします。

池田歯科大濠クリニック
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