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2016年11月30日

歯周病治療に効果があるプロデンティス

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皆さんは歯周病の治療や予防と聞くと、まず何を思い浮かべますか?歯周病というのは、歯の表面にたまった歯石などが原因となる病気ですので、歯のクリーニングをすることが何より重要に感じます。実際、歯石や歯垢には無数の歯周病菌が生息していますので、歯のクリーニングであるPMTCやSRPといった処置は何より大切になります。ただ最近では、プロデンティスを用いたバクテリアセラピーという方法も普及しつつあります。今回はそんなバクテリアセラピーの方法やプロデンティスの摂取方法などについて詳しく解説します。


1. バクテリアセラピーとは

 

人間の体には、約2㎏の常在菌がいます。常在菌の中には、善玉菌と悪玉菌がいますが、単純に考えても、善玉菌を増やして悪玉菌が減ると体にいいと思いませんか? この善玉菌を増やして悪玉菌を減らし体内の細菌叢をコントロールすることで体質改善を行う細菌療法をバクテリアセラピーと言います。

 

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2. バクテリアセラピーの研究

 

このバクテリアセラピーとして、ヒトの母乳由来の乳酸菌であるL.ロイテリ菌を使用した研究をスウェーデンのカロリンス医科大学が行い、プロデンティスが誕生しました。このプロンディスを用いることで、虫歯菌や歯周病菌を減らすことができます。

例えば、プロデンティスを42日間摂取すると歯周病菌が90%以上抑制されます。

(この時、研究の対象になった菌は、A.アクチノミセテムコミタンス、P.ジンジバーリス、P.インターメディ
アです。)

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プロデンティスの摂取と歯周治療を併用すると更に効果があります。

また、中等度・重度の歯肉炎患者を対象に⒕日間プロデンティスを摂取すると、歯垢(プラーク)の形成が抑制され、プロデンティスを摂取しなくてもしばらく効果があるという結果が出ました。

 

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3. プロデンティスの摂取とは

 

実際にすることは、プロデンティスのタブレットを1日1錠なめるだけです。

このタブレットの中にL.ロイテリ菌が入っていますので、噛まずになめて、出来るだけお口のロイテリ菌が長くとどまるようにします。

L.ロイテリ菌は、その後胃のほうへ移動し、胃の中のピロリ菌も減らすことができます。

洗口剤を使用される方は、L.ロイテリ菌は菌の1種ですので洗口剤による殺菌作用により殺されてしまいますので、うがいをした後は少し時間を空けてからプロデンティスを摂取することをおススメします。

お口の清掃にもう一つプロデンティスという習慣を加えることで、より口腔内細菌叢をコントロールしましょう。

 

4.まとめ

 

このように、タブレットであるプロデンティスを1日1錠なめるだけで、体の中の善玉菌を増やすことができます。

歯周病は細菌に感染し、それが口腔内で増殖することで発症する病気ですので、体の中の善玉菌を増やすことで予防や治療に役立てていきましょう。

池田歯科大濠クリニック
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