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2017年2月16日

高齢者と歯周病

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歯周病は若い世代から罹患率の高い病気の1つです。30歳から40歳にかけての80%の方が歯周病になっているという報告もあります。では高齢の方の歯周病はどうなっているのでしょうか。


何歳からが高齢者?

 

そもそも高齢者とは何歳からでしょうか?日本では65歳以上の方を高齢者と呼ぶようになっています。人生の大先輩、さぞ歯磨きも十分にされているように感じますよね。

特に「元気な高齢者が多い」とよく言われていますから、皆さんしっかり歯を磨いているというイメージがあるかもしれません。

元気な高齢者はご自身でしっかりと歯を磨くことができるので比較的清掃状態は良好です。

定期的に歯科医院でチェックを受け、清掃してもらえれば、そのままで、より長く歯をもたせることが可能です。

 

脳血管障害などで十分なブラッシングができなくなる

 

問題は全身的な疾患を持たれている高齢者です。特に脳血管障害など体の自由がきかなくなった場合、清掃状態が悪くなり始めます。

細かい動きができなくなるので、フロスや歯間ブラシを通すといったことができなくなります。普通のブラッシングでさえ、以前と同じ様に磨くことが困難になります。

そうなると歯周病や虫歯のリスクが格段に上がります。そして、インプラントの治療を受けている方には、かなりの悪影響が出ることが考えられます。

十分なブラッシングができなくなるという事はインプラント周囲炎になりやすいと言うリスクが増えるからです。

 

寝たきりになると口腔内の衛生環境はさらに悪化する

 

さらに寝たきりになったりするとリスクはより一層あがります。ご自身ではブラッシングができなくなり、家族の方や訪問歯科などでブラッシングを受けるようになると常にお口の中をきれいにするということが難しくなります。

元気なうちはお口の中もきれいに維持することができているのですが、体の自由がきかなくなった途端、急激な歯周病の進行また虫歯の進行を認めることがあります。

 

まずは日頃の歯磨きをしっかりと行う

 

大きな病気を予防するという事はなかなか難しいですが、少なくとも元気なうちはしっかりと磨いてもらう必要があります。

そのためには若いうちから正しいブラッシングの方法を覚えてもらう必要もあります。歯周病と全身疾患の関わりがある事は以前コラムでご紹介いたしました。

 

まとめ

 

日ごろからしっかりとブラッシングをすることで虫歯や歯周病、全身疾患を予防し、健康で元気に過ごせる生活習慣が何よりも大事です。

適度な運動とバランスの良い食事、ありきたりですがとても重要なことです。そして何より、適切なブラッシングを行う事が最重要といえます。

お口の中がちょっとおかしいなと感じたら、ほったらかしにせず歯科医院を受診することをお勧めします。歯周病は自覚しにくい病気のひとつでもありますので、違和感が生じたら専門科である歯医者に診てもらうのが一番なのです。

池田歯科大濠クリニック
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